すっかり年1更新になってしまった当方のブログ。
個人的な発信はSNSを使うことが多くなりましたよね。
オフィシャルの発信もSNSが増えて、すっかり出番がなくなったブログ。
みなさんはどのように使い分けていらっしゃいますか?
とはいえ、求人をかけると求職者の方々は必ず弊社ホームページを閲覧することでしょう。
営業に来られる方々もホームページをご覧いただくことが多いと思います。
その際にはやはり私のブログというのは大切なコンテンツになると思います。
この会社の代表が何を考えているのか。
この会社で働く以上は、
代表である私の考え方、
私の仕事への取り組み方、
私のスタッフとの向き合い方、
私がクライアントとどう向き合い、
どう共存しようとしているのか、
などなどを知ろうと思うとき、
やはりこの私のブログというのは大切なコンテンツとなります。
なぜなら、私のSNSはいわゆる鍵アカなんです(笑)
SNSが気になる方はお気軽にDM、フォロー申請ください。
たいしたことはあげてませんが、
多少は私のプライベートな部分が覗けると思います。
さて、17期も色々ありしたね。
この1年間の時事的な話で行くと、
大きかったのはコロナの鎮静化というか、コロナとの共存でしょうか。
そのおかげでかなり以前の生活が取り戻せましたね。
その他、大きかったのはロシアのウクライナ侵攻ですよね。
エネルギー政策や様々な輸入品にも影響が出たことで様々な商品が値上げされました。
我々経営者的に大きかったことは所謂ゼロゼロ融資。
これはとんでもない経済の歪みを作り出したように思えます。
コロナ禍に伴う措置の一環でありましたが、
簡単に説明すると「無利子・無担保」で金融機関が貸付を行い、
その返済についても返済猶予期間(据え置き期間)が与えられた、という感じですかね。
このゼロゼロ融資の「据え置き期間」については、
多くの事業者が1~2年で設定しているケースが多いようで、
その際に貸付けたものの多くが、
今年の春から返済が始まっているそうです。
しかもコロナ禍で打撃を受けたところにどんどん貸付けるように国が圧力をかけていったため、
所謂ゾンビ企業を多く生み出してしまったようです。
事実、弊社取引先も、今年に入り、例年に比べて
多くのサロンが廃業・倒産に追い込まれております。
しかもこのゼロゼロ融資を受けて開業された個人事業主が多数を占めています。
返済が猶予されたことで、返済のことを考えずに開店、
営業に入れたことはスタートアップ企業としては楽な部分は多いですが、
そもそも返済することが、事業計画から漏れていたり、
経営者の頭の中から除外されてしまい、返済開始となった途端、
キャッシュフローが圧迫され、廃業に追い込まれてしまうという
良かったのか悪かったのか、本末転倒なこの施策。
金融機関の方々も頭が痛いですよね。
実はこれ、消費税にも言えることなんですね。
消費税は開業から2年間は免除されるので、
開業から2年間消費税のことを頭から外して経営にあたれるのですが、
突如として3年目から発生する消費税。
急激に圧迫されるキャッシュフロー、
ほとんどの企業がこの3年から5年で倒産してしまう理由の一つに、
この消費税の仕組みもあるように思えます。
消費税のことはさておき、
ここからの1~2年間は、我々にとっても我慢比べの経営になるのではないかと予想しています。
我々決済を営むものとしては、開業時に導入いただくケースが非常に多いので、
今回のこの施策は、切っても切り離せないんです。体力勝負ですね。
色々と注意を払いながら営業にあたりたいと思います。
最後となりますが、エステティックの業界に携わる人間として外せない大きなニュースが
やはり脱毛サロン「シースリー」の倒産でしょう。
かなり前ではありますが、当社でも取引がありました。
※数年前に取引は終了しており、当社ではシースリー倒産に係る損害等はありません。
長くなってきたので、そのあたりの話はまた機会があれば、ということで、
今回のブログは終わりにしたいと思います。
第18期も、皆様変わらずご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
株式会社ミューチュアルトラスト
代表取締役 西本 政美